外為サマリー:147円40銭前後で推移、FOMC議事要旨がドル下支え


 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円39銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円33銭前後と前日に比べ35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。トランプ米大統領がクック米連邦準備理事会(FRB)理事に対して辞任を要求したことで、FRBの独立性を巡る懸念から一時146円87銭まで軟化した。

 ただ、20日に公表された7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半の参加者が「雇用を巡る懸念よりもインフレリスクの方が大きい」と指摘し、ややタカ派的だったことがドルを下支え。22日にパウエルFRB議長の講演を控えて積極的にドル売り・円買いの持ち高を積み増す動きは乏しく、東京市場のドル円相場は147円40銭前後で推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1647ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0003ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円66銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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