米外為市場サマリー:146円80銭台に軟化したあとは下げ渋るも戻り限定的


 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円33銭前後と前日と比べて35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円67銭前後と同30銭強のユーロ安・円高だった。

 トランプ米大統領が20日、米国での住宅ローン契約に関して不正疑惑が出ている米連邦準備理事会(FRB)のクック理事に対して辞任を要求したことで、トランプ氏がFRBへの圧力を強めることを懸念したドル売りが先行。米長期金利が低下したことで日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いも流入し、ドル円相場は一時146円87銭まで軟化した。その後に公表された7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半の参加者が「雇用を巡る懸念よりもインフレリスクの方が大きい」とややタカ派的だったことからドルは下げ渋ったが、22日にはカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長が講演する予定とあって模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1652ドル前後と前日に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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