生化学が反発、術後合併症の発生リスク低減する癒着防止材の製造販売承認を申請


 生化学工業<4548.T>が反発している。同社は20日の取引終了後、外科手術で使う癒着防止材「SI-449」について、医療機器として製造販売承認を申請したと発表しており、材料視した買いが入っている。

 外科手術後は手術で欠損又は損傷した部位が修復する過程で、本来は離れている手術で傷ついた部位と周辺組織が結合する「術後癒着」が発生することがある。術後癒着は術後合併症の主な原因となっており、発生リスクを低減させる癒着防止材は主にシート状やゲル状の製品が使われている。一方、生化学が申請したSI-449は粉末状であり、凹凸が多い組織表面への付着性が高い。同社は普及が進む腹腔鏡下手術での使いやすさに優れているとみている。また、体内に存在する物質で構成されているため、高い生体適合性が期待できるという。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。