富士通が上げ幅拡大、米エヌビディアとの連携による「富岳NEXT」開発始動を材料視


 富士通<6702.T>が上げ幅を拡大。年初来高値を更新した。理化学研究所が22日、富士通とエヌビディア<NVDA>とともに、スーパーコンピューター「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムに関して、国際連携により設計と開発を開始すると発表。これに反応した買いが富士通の株価を押し上げた。

 開発コードネームは「富岳NEXT」で、エヌビディアがGPU基盤に関する設計を主導。全体システムや計算ノード、CPUの基本設計については理研とともに検討を進める富士通が推進する。富岳に比べ最大100倍程度のアプリケーションの高度化及び高速化を目指す方針。理研として量子コンピューターとの連携も検討していくとしている。

出所:MINKABU PRESS


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