外為サマリー:一時147円80銭台まで円安に振れる、クック理事は辞任を否定


 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円71銭前後と前日午後5時時点に比べ38銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=171円95銭前後と同39銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 日本時間26日朝にトランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事を解任したと報じられた。これを受け、FRBの独立性が揺らぐとの見方からドルが売られたほか、株安も進行し、リスク選好ムードの後退を受けて円が買われた。ドル円は午前中に一時147円を割り込む場面があったが、すぐに持ち直した。その後、クック理事は辞任するつもりはないと表明。これが市場に伝わるとドル買い・円売りの流れとなり、一時147円80銭台まで上昇した。ユーロは主要通貨に対して売られ、ユーロ安・円高が進行した。フランスのバイル首相が9月8日に内閣の信任投票を実施すると発表。フランスでの政局不安が広がった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1641ドル前後と同0.0056ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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