外為サマリー:147円台半ばで推移、米経済の底堅さが意識されるも戻り限定的


 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円58銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高となっている。

 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円40銭前後と前日に比べ40銭程度のドル安・円高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念から一時147円10銭まで軟化したが、その後は同日の東京市場でつけた146円99銭が意識されるかたちで下げ渋った。

 前日に発表された7月の米耐久財受注額や8月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことから積極的にはドルを売りにくく、この日の東京市場のドル円相場は底堅い動き。時間外取引で米長期金利が小幅ながら上昇していることもドルの下支えとなっているようだ。ただ、トランプ米大統領が解任するとしているクックFRB理事が異議を唱え、対立が深まっていることから戻りは限定的で、147円台半ばでの推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1637ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円73銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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