米外為市場サマリー:日米金利差縮小が意識され一時147円29銭まで軟化


 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円42銭前後と前日と比べて2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円59銭前後と同1銭程度のユーロ安・円高とほぼ横ばいだった。

 米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念からドル売りが膨らんでいた反動で、欧州市場でドル円相場は一時148円18銭まで上伸したものの、ニューヨーク市場では米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利変更の可能性を示唆したことが影響するかたちで伸び悩んだ。米5年債入札の堅調な結果を受けて米長期金利が低下すると、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入し147円29銭まで軟化する場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1639ドル前後と前日に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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