外為サマリー:147円00銭近辺で推移、米物価指標の発表控え模様眺め


 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円01銭前後と前日の午後5時時点に比べて15銭程度のドル安・円高となっている。

 米連邦準備理事会(FRB)が9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開するとの観測に加え、FRBの独立性を巡る懸念が根強いことからドル売り・円買いが優勢だった。ウォラーFRB理事が来月から利下げを再開したいという考えを示し、更なる利下げを十分に予想していると述べたことが伝わると、ドル円相場は朝方に一時146円76銭まで下押した。その後は月末に絡んだ実需とみられるドル買い・円売りで147円11銭まで持ち直す場面があったものの、日米金融政策の方向性の違いから金利差縮小が意識されやすく、ドル売り・円買いに押されるかたちで再び軟化。午後に入ると今晩に発表される7月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたいとして模様眺めムードが広がり、147円00銭近辺で方向感なく推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1670ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円56銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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