外為サマリー:一時147円00銭台に持ち直すもドル買い続かず


 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円83銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円93銭前後と前日に比べ50銭程度のドル安・円高で取引を終えた。月末を控えた持ち高調整の動きなどから米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが流入したことから一時146円66銭まで下押した。

 この日の東京市場のドル円相場は、朝方に147円08銭まで持ち直す場面があった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを支持する考えを改めて示し、大幅利下げ観測が後退したことが相場を押し上げたようだ。ただ、同理事は今後3~6カ月の間に追加利下げが行われる可能性に言及していることからドル買いは続かず再び軟化。日経平均株価が反落していることも重荷で146円80銭台での推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1675ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円41銭前後と同7銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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