大同メが上値追い加速で年初来高値更新、AIデータセンター向け案件で注目度高まる


 大同メタル工業<7245.T>が上値追いを加速し年初来高値を更新した。一時48円高と値を飛ばし900円台に突入した。軸受けメタルの専業メーカーで自動車用エンジンをはじめ幅広い分野で世界屈指の商品競争力を誇る。業績好調で2ケタ利益成長トレンドが続くなか、PBRは0.5倍台に過ぎずバリュー株素地に富んでいる点も着目されている。日本時間前日の米エヌビディア<NVDA>の25年5~7月期決算発表を受け、AI半導体などデータセンター案件で高水準の需要が確認されたことで、東京市場でも光デバイス関連など関連銘柄に改めて投資資金を誘導する契機となった。そのなか、同社はデータセンターの発電機に使われる中高速ディーゼルエンジン用軸受けで旺盛な需要を獲得しており、会社側でも同商品分野を成長ドライバーとする方針を標榜していることで物色人気に火がついた。株価は5日移動平均線をサポートラインとする一貫した上昇トレンドを形成しているが、日足陽線の多さが目立っており、商いも厚みが維持されていることから継続的な実需買いの流入を示唆している。

出所:MINKABU PRESS


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