「生成AI」が21位、アリババの新たなAI半導体開発報道で波紋広がる<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「生成AI」が21位にランクインしている。

 足もとでAI関連株に逆風が吹いている。米国時間27日に開示されたAI半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算は事前コンセンサスの高いハードルを越える絶好調といってよい内容だったが、その後は日米ともに同関連に位置付けられる銘柄群に利益確定売り圧力が強まった。背景では、中国電子商取引最大手アリババ<BABA>が新たなAI半導体を開発したとの報道が嫌気されている。同半導体はエヌビディアが提供する生成AIのエコシステムとも互換性が高く、生成AI市場の拡大を追い風に我が世の春を謳歌するエヌビディアの商品シェアを奪う可能性が取り沙汰されている。エヌビディアの株価下落を誘発するだけでなく、そのほか生成AI分野で活躍する銘柄にも売りが波及している状況だ。

 アドバンテスト<6857.T>はエヌビディア関連の最右翼に位置付けられるが、前日は一時1000円を超える下げで1万1000円台を大きく割り込んだ。きょうは下げ止まっているものの上値は重く、様子見ムードで押し目買いも限定的な状況にある。このほか、ディスコ<6146.T>なども同様で前日は3000円超の急落をみせたが、きょうは一段と下値を売り込む動きこそ見られない一方、目先戻り足に転じる形ともなっていない。このほか、AIデータセンターを運営するさくらインターネット<3778.T>やデータセクション<3905.T>なども冴えない動き。AI関連のシンボルストックであるソフトバンクグループ<9984.T>も上値が重い環境を強いられている。

出所:MINKABU PRESS


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