外為サマリー:国内政治の不透明感などを背景に148円70銭台で推移


 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円76銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円36銭前後と前日に比べ1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。日本の政局不安に加え、米長期金利の上昇で日米金利差の拡大が意識され、一時148円94銭と約1カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。

 自民党の森山裕幹事長ら党四役が2日に辞意を表明したほか、各メディアが「自民党の麻生太郎最高顧問が総裁選の前倒しを求める意向を表明することが分かった」と報じており、この日の東京市場も国内政治の不透明感から円売りが優勢となっている。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念などから積極的にドルを買いにくい面もあり、ドル円相場は148円70銭台で推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1633ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=173円05銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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