外為サマリー:148円台前半で推移、米雇用統計の結果待ち


 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円18銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭程度のドル安・円高となっている。

 厚生労働省が朝方発表した7月の毎月勤労統計調査で、物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比0.5%増と7カ月ぶりのプラスとなり、日銀が利上げに動きやすくなるとの見方から円買いが先行。前日に米長期金利が低下し、この日の時間外取引でも水準を切り下げたことから日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いも流入し、ドル円相場は午前11時10分ごろに148円08銭をつける場面があった。その後は下げ渋る動きとなったものの、米雇用統計の発表を今晩に控えて模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的。また、来週8日に自民党臨時総裁選の実施を巡る所属国会議員と都道府県連による意思確認の結果が公表されることも動きにくさにつながり、午後は148円台前半で値動きの乏しい展開だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1677ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=173円02銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。