米外為市場サマリー:良好な米経済指標を手掛かりに一時148円70銭台に上伸


 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円49銭前後と前日と比べて40銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円98銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安だった。

 この日に米民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったことからドル売り・円買いが先行し、ドル円相場は148円00銭近辺まで軟化する場面があった。ただ、同日に米労働省が発表した4~6月期の非農業部門の労働生産性の改定値が速報値から上方改定されたほか、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の米非製造業(サービス業)景況感指数が6カ月ぶりの高水準となったことが分かると、米経済の底堅さを意識したドル買いが流入。米雇用統計の発表を5日に控えるなか、持ち高調整とみられるドル買いなどもあり、一時148円78銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1649ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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