外為サマリー:一時148円50銭台に上昇、米景気懸念で買い一巡後は上値重い


 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円13銭前後と前週末午後5時時点に比べ8銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=173円54銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 7日に石破茂首相が退陣を表明したことを受け、8日の早朝からドル高・円安が進行。政治状況を考慮し9月の日銀金融政策決定会合では利上げが見送られるとの思惑も浮上した。午前9時時点では148円30銭台で推移し、同20分過ぎには148円57銭近辺までドルは上昇した。ただ、その後はドル売り・円買いが優勢となり午前11時過ぎには148円00銭近辺まで下落。午後に入り148円10銭前後での一進一退となった。前週末5日に発表された米8月雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を下回り米長期金利が低下。米景気への不透明感は強く、ドルの上値も重い展開となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1715ドル前後と同0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS


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