外為サマリー:一時148円50銭台に上伸、首相退陣で財政悪化などを警戒


 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円34銭前後と前週末の午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円43銭前後と前日に比べ1円05銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日発表の米8月雇用統計で労働市場の減速が示されたことから一時146円82銭まで軟化した。

 この日の東京市場のドル円相場は、石破茂首相が7日に辞意を表明したことを受けて一時148円50銭台に上伸。次期政権で財政規律が緩む可能性が意識されているほか、日銀の利上げに対する不透明感から円が売られやすくなっている。内閣府が朝方発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)改定値は、前期比年率2.2%増と速報値(1.0%増)から上方修正されたが、今のところ円買い材料には至っていない。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1713ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=173円75銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。