<注目銘柄>=日本紙、連結PBR0.3倍台と割安


 日本製紙<3863.T>に注目したい。同社の第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比32.6%増の54億8500万円と好調だった。固定費削減の効果に加え、子会社であるオーストラリアのオパール社の収益改善などが寄与した。今期の想定為替レートを1ドル=152円としており、足もとで148円台の円高水準にあることは業績面の追い風に働く。26年3月期の同利益は前期比72.5%増の340億円が計画されているが、市場には390億円前後への増額修正期待も浮上している。

 株価は上昇基調にあるが、連結PBRは0.3倍前後と割安感は顕著だ。先行き23年9月につけた1438円の高値更新からの一段高が見込めそうだ。(地和)

出所:MINKABU PRESS


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