外為サマリー:146円80銭台まで軟化、米雇用統計の年次改定に関心が向かう


 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円86銭前後と前日午後5時時点に比べ66銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=172円98銭前後と同10銭弱のユーロ安・円高で推移している。

 米国では米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が根強く、前日の債券市場において米長期金利は4.04%に低下した。東京時間においては日米金利差が縮小するとの見方からドル売り・円買いの流れが優勢となった。日経平均株価が9日、史上初となる4万4000円台に乗せた後に失速し、下げに転じたことも、円売り圧力を弱める方向に作用した。週内には米国で物価指標の公表が相次ぎ、更に米雇用統計の年次改定の発表を今晩に控えていることもあって、米国の経済指標を受けた海外時間での相場反応に対し警戒感が広がった。午後にドル円はジリ安歩調となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1779ドル前後と同0.0047ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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