住友化が年初来高値を更新、三井化学及び出光興産と国内ポリオレフィン事業統合◇


 住友化学<4005.T>が反発し23年2月以来約2年7カ月ぶりの高値をつけている。この日、国内のポリプロピレン(PP)事業及び直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)事業について、三井化学<4183.T>と出光興産<5019.T>の合弁会社プライムポリマーと統合することで基本合意したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 国内におけるPP、ポリエチレン(PE)などのポリオレフィン(PO)事業の競争力強化に向けた連携を模索するなか合意に至ったもので、国内のPO事業強化や輸入品に対する水際競争力につなげるのが狙い。具体的な手法及び条件などは今後協議するとしているものの、住友化学がプライムポリマーに対して対象事業を譲渡したうえで、プライムポリマーの持ち分比率20%に相当する株式を取得する方法を検討しており、3社協力のもと年80億円以上の合理化を目標に生産体制の最適化などを目指す。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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