イビデンが急動意、AIデータセンター関連で追い風吹き1年8カ月ぶり高値


 イビデン<4062.T>が急動意、一時10%を超える上昇で7958円まで上値を伸ばし、8月25日につけた年初来高値7580円を大きく上回った。昨年1月以来約1年8カ月ぶりとなる8000円台回復を目前に捉えている。きょうの東京市場では米オラクル<ORCL>の目を見張る好決算を受け、データセンター関連株の人気が再燃している。そのなか高水準のAIサーバー用ICパッケージで需要を取り込む同社の存在が見直されている。市場関係者は「(イビデンは)エヌビディア<NVDA>のGPU向けパッケージ基板で8割以上の圧倒的シェアを誇っており、これはAIデータセンター増設の恩恵を直接的に享受できることを意味する」(中堅証券ストラテジスト)とし、同社株の上値余地の大きさに肯定的だ。また、「9日付でCLSA証券が同社株の目標株価を7700円から9300円に引き上げるとともに、投資判断をアウトパフォームからハイコンビクション(HC)アウトパフォームに引き上げた。HCは株価がアウトパフォームすることに高い確信を持った場合にリストアップされるもの。株価の強調展開に対し(評価が)やや遅れた感はあるものの、インパクトがあったようだ」(同)としている。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。