三菱UFJなど銀行株が軒並み高、日銀「年内利上げ排除せず」などと報じられる◇


 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>など銀行株が軒並み高となっている。米ブルームバーグ通信が9日、「日本銀行は、石破茂首相の退陣表明を受けて国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない姿勢だ」と報じた。政策金利の引き上げによる事業環境の更なる改善を期待した買いが銀行株に入ったようだ。記事では9月の金融政策決定会合においては政策金利の維持を決める公算が大きいとしながら、当局者の一部には早ければ10月にも利上げが適切になるとの見方もあると指摘している。

 また、ロイター通信は同日、「日銀が10―12月の国債買い入れ計画で、残存10年超25年以下の買い入れ額を小幅に減らす可能性が高いことが分かった」と報じている。超長期金利には直近で上昇圧力が掛かっていたが、国債発行額に対する10年超25年以下のゾーンの買い入れ額の比率が高まっており、20年債入札の結果や市場動向などを見極めたうえで最終決定するとみられる、と伝えている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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