外為サマリー:一時147円20銭台に軟化、日米金利差の縮小を意識


 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円46銭前後と前日の午後5時時点に比べ4銭程度のドル安・円高となっている。

 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円46銭前後と前日に比べ5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米8月卸売物価指数(PPI)が低調な結果となったことで一時147円13銭まで軟化したが、その後は持ち高調整とみられるドル買い・円売りが入り持ち直した。

 ただ、前日に米長期金利が低下したことがドルの重荷となっており、この日の東京市場のドル円相場は軟調にスタート。日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、午前8時30分ごろには147円28銭をつける場面があった。とはいえ、今晩に米8月消費者物価指数(CPI)の発表や欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、ドル売り一巡後は下げ渋る動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1694ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円46銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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