米外為市場サマリー:米利下げ観測などから一時146円20銭台に軟化


 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円48銭前後と前日と比べて90銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=173円83銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安だった。

 米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測を背景としたドル売りが継続。米連邦議会上院が15日夜(日本時間16日午前)に米大統領経済諮問委員会(CEA)のミラン委員長をFRB理事にあてる人事を承認したことで、トランプ米大統領のFRBへの影響力が増すとの見方が広がったこともドル売りを促した。16日に発表された8月の米小売売上高は3カ月連続で増加したが、17日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして相場の反応は限定的。米長期金利が低下したこともドルの重荷で、ドル円相場は一時146円28銭まで軟化した。一方、欧州経済センター(ZEW)が発表した9月のドイツ景気期待指数が前月から上昇したことなどを手掛かりにユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1867ドル前後と前日に比べて0.0105ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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