明日の為替相場見通し=植田総裁と高市氏の会見に視線集中


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀の植田和男総裁と自民党総裁選への出馬を表明している高市早苗前経済安全保障相の記者会見を受けた動きが注目される。予想レンジは1ドル=146円70銭~147円70銭。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したことで、市場の関心は日銀金融政策決定会合の結果と植田総裁の会見に移っている。政策金利は0.5%で据え置かれる見通しだが、植田総裁が追加利上げを模索する姿勢を示すかどうかがポイント。会見がタカ派的と受け止められれば円が買われやすくなるだろう。

 また、あすは高市氏が会見を行い、総裁選で掲げる政策を公表する見通し。財政・金
融政策の話が出てくるかは分からないが、日銀の追加利上げに後ろ向きなトーンを示した場合は円売り材料となりそうだ。

 なお、日本時間今晩には前週分の米新規失業保険申請件数、9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月の米景気先行指標総合指数の発表が予定されている。

出所:MINKABU PRESS


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