外為サマリー:10月利上げが意識され一時147円20銭近辺に伸び悩む


 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円51銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭程度のドル高・円安となっている。

 18日に発表された米経済指標で景気の底堅さが示され、同日のニューヨーク市場でドルが買われた流れを引き継ぐかたちでスタート。日経平均株価が続伸して始まるとリスク選好的なドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は午前9時20分すぎに148円11銭まで上伸する場面があった。その後は日銀金融政策決定会合の結果待ちといった様相となるなか上値が重くなり、日銀会合の結果が判明すると一時147円20銭近辺に伸び悩み。政策金利は据え置かれたものの、田村直樹審議委員と高田創審議委員が現状維持に反対票を投じたことが分かり、10月会合での利上げが意識されたようだ。ただ、植田和男総裁の記者会見を夕方に控えていることから積極的には動きにくく、ドル売り・円買いが一巡したあとは147円台半ばで推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1773ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=173円68銭前後と同40銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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