米外為市場サマリー:低調な米雇用関連指標を受け一時146円59銭まで軟化


 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円07銭前後と前日と比べて80銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円53銭前後と同1円00銭程度のユーロ安・円高だった。

 米連邦政府の予算が米東部時間1日午前0時(日本時間同日午後1時)すぎに失効し、一部の政府機関が同日から閉鎖されたことで米経済活動の混乱を懸念したドル売りが先行した。この日に発表された9月のADP全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数が市場予想に反して減少したことが分かるとドル売りが一段と増え、ドル円相場は一時146円59銭まで軟化した。その後は米9月ISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことや、格付け会社フィッチが「政府機関閉鎖による米国格付けへの短期的な影響はない」との見方を示したことがドルの下支えとなったが戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1732ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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