3日の株式相場見通し=もみ合い、欧米株高追い風も総裁選前で様子見か


 3日の東京株式市場は様子見ムードの漂うなか、日経平均株価は前日終値近辺でもみ合う展開が予想される。前日の欧州株市場は総じて強い動きが続いた。ドイツの主要株価指数であるDAXは1%超の上昇で5日続伸し、約1カ月ぶりの高値を形成した。また、フランスのCAC40も同じく1%を上回る上昇で5日続伸、こちらは3月下旬以来約6カ月半ぶりの高値をつけている。特に目立った材料は見当たらないものの、引き続き米国の利下げ期待が欧州株市場でも買いの拠りどころとなっている。欧州株市場全体の動向を示すストックス・ヨーロッパ600指数は連日で最高値を更新している。米国株市場では景気敏感株やハイテク株など幅広く買われ、NYダウが連日で最高値を更新、ナスダック総合株価指数も約1週間ぶりに最高値をつけている。米政府機関の閉鎖が長引くことへの警戒感はあるものの、これを過度に懸念する動きはみられなかった。3日に予定されていた9月の米雇用統計の発表は見送られる見通しにあるが、1日に発表されたADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が減少するなど足もとで労働市場の弱さが確認されており、今月28~29日に行われるFOMCでの0.25%の利下げが確実視される状況で、これが投資家心理を強気に傾けている。東京市場では前日の欧米株市場が最高値圏で強調展開を続けていることから、リスク選好の流れは変わらないと思われる。もっとも4日に自民党総裁選の投開票を控えており、この結果を見極めたいとの思惑が積極的な買いを入れにくくする可能性はある。日経平均4万5000円台では上値も重そうだ。

 2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比78ドル62セント高の4万6519ドル72セントと5日続伸。ナスダック総合株価指数は同88.89ポイント高の2万2844.05だった。

 日程面では、きょうは8月の失業率、8月の有効求人倍率、10月の日銀当座預金増減要因見込みなど。また、植田和男日銀総裁が大阪経済4団体共催懇談会で挨拶を行い、午後に記者会見が予定されている。海外では9月のISM非製造業景況感指数が開示される。なお、中国(上海・深セン)市場、韓国市場は休場。

出所:MINKABU PRESS


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