外為サマリー:147円30銭台に上伸、実質ゴトー日に伴うドル需要を意識


 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円35銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭弱のドル高・円安となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円26銭前後と前日に比べ20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米民間調査会社が発表した9月の人員削減数が前年比で減少し、米労働市場に対する懸念が和らいだことから一時147円51銭まで上伸した。

 ただ、米連邦政府予算の失効に伴って政府機関の一部が閉鎖された影響で、2日に予定されていた前週分の米新規失業保険申請件数は公表されず、この日の東京市場は手掛かり材料難といったなかでスタートした。とはいえ、日経平均株価が続伸して始まるとリスク選好的なドル買い・円売りが流入。きょうは実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、午前9時20分ごろには147円38銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1725ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円76銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。