午後:債券サマリー 先物は小反落、長期金利1.675%に上昇


 6日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反落。4日投開票の自民党総裁選で高市早苗氏が選出されたことを受けた買いは朝方で一巡し、その後は上値が重くなり下げに転じた。

 自民党の高市新総裁は4日の記者会見で、金融政策の責任を持つのは政府だとし、日銀は最善の手段を考えて実行する立場だとの認識を示した。市場では日銀の追加利上げへのハードルが上がったとの見方があり、債券先物は寄り付き直後に一時136円53銭まで上伸した。ただ、同氏が「責任ある積極財政」を掲げていることを背景に、財政リスクを反映しやすい超長期債の利回りに上昇圧力がかかり、これが影響するかたちで先物は伸び悩み。日経平均株価の大幅高が安全資産とされる債券の重荷となったほか、あす財務省が実施する30年債入札に対する警戒感などもあり、先物は午後2時30分すぎに135円83銭まで下押す場面があった。

 先物12月限の終値は、前週末比1銭安の135円90銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時、前週末に比べて0.015%高い1.675%と、2008年7月以来の高水準をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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