6日の株式相場見通し=最高値更新続く、高市新総裁誕生でリスクオン


 6日の東京株式市場はリスク選好の地合いが続き、日経平均株価は3日続伸で連日の最高値更新となりそうだ。注目された自民党総裁選は、大方の予想を覆し高市早苗氏が小泉進次郎氏に決選投票で勝利し新総裁に選ばれた。株式市場では財政拡張路線に前向きで利上げ慎重派でもある高市氏を歓迎するムードが強い。前週末3日に日経平均は830円あまりの上昇で、ほぼ高値引けとなり4万5700円台まで上値を伸ばしたが、きょうは更に水準を切り上げ4万6000円台で最高値圏を走る展開が想定される。ただ、目先筋の利益確定売り圧力も拭えず、空売り筋の買い戻し一巡後に上値が重くなるケースは考えられる。前週末の欧州株市場はドイツの主要株価指数であるDAXが6日ぶりに上昇一服となったが、それ以外はほぼ全面高に買われた。欧州全体の株価動向を示すストックス600は6連騰で最高値街道を走っている。一方、米国株市場では景気敏感株や金融株を中心に買われ、この日もNYダウの上昇基調が継続、6連騰で4営業日連続最高値更新と気を吐いている。発表された9月のISM非製造業景況感指数は、ちょうど好不況の分水嶺である50.0となり事前コンセンサスを下回ったことから、今月28~29日の日程で行われるFOMCでの利上げが濃厚視され、全体相場に追い風となった。政府機関の一部閉鎖による影響で9月の米雇用統計の発表は延期されたが、これは織り込み済み。ただ、政府機関の閉鎖が長引いた場合は、米経済への影響も懸念され警戒感も拭い切れない状況だ。エヌビディア<NVDA>など半導体関連株は軟調な銘柄も目立ち、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落した。もっとも、東京市場では高市新総裁への期待感から米ハイテク株軟調の影響は受けにくい。中期的には長期金利上昇が投資家心理に与える影響も考慮されるが、足もとでは外国為替市場で進む円安が追い風となる。

 3日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比238ドル56セント高の4万6758ドル28セントと6日続伸。ナスダック総合株価指数は同63.55ポイント安の2万2780.50だった。

 日程面では、きょうは9月の輸入車販売、9月の車名別新車販売、9月の軽自動車販売、日銀支店長会議、10月のさくらリポートなど。海外では8月のユーロ圏小売売上高。なお、中国市場、台湾市場、韓国市場は休場となる。

出所:MINKABU PRESS


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