<動意株・7日>(大引け)=日電波、ゼンムテック、サムコなど


 日本電波工業<6779.T>=5連騰で新値街道を走る。物色人気が強まるなか、一時5%高の1094円まで水準を切り上げた。水晶振動子や水晶機器など水晶デバイス専業メーカーとして世界でも指折りの実力を有しており、特に車載用水晶デバイスで商品競争力が高い。近年はAIデータセンター向け高付加価値品の需要の取り込みも順調で、同関連有力株として頭角を現している。26年3月期営業利益は大幅上方修正の可能性が高いとみられている。PBR0.8倍台で株主配当にも前向き(配当利回りは2.7%台)でバリュー株素地も内包している。

 ZenmuTech<338A.T>=後場急伸しストップ高。同社はきょう午前11時30分ごろ、ジェイズ・コミュニケーション(東京都中央区)が来年1月から、自社の国産秘密分散技術のSDK「ZENMU Engine」を搭載した次世代ファイル交換システム「RevoWorks ZENMU-Storage」を販売する予定だと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。このシステムは、近年深刻化するランサムウェア攻撃や、いわゆる「PPAP」(P:パスワード付きZIPファイル送付、P:パスワードの送付、A:暗号化、P:プロトコル)問題に代表される従来型ファイル共有の脆弱性を根本から解決する国産初の革新的ファイル交換ソリューション。ジェイズ・コミュニケーションは、同サービスの販売を積極的に展開し、3年間で30億円規模の売り上げを目標にしているという。

 サムコ<6387.T>=上昇加速で新高値。化合物半導体(次世代パワー半導体)に重心を置き、オプトエレクトロニクス分野や高周波デバイス分野で実力を発揮する研究開発型装置メーカーとして存在感を示している。半導体関連の出遅れ株として株高修正の動きが期待されるほか、足もとではペロブスカイト太陽電池関連として人気化素地を開花させた。ペロブスカイト太陽電池向けに同社が手掛けるALD装置(原子層堆積装置)に評価が高い。きょうはノーベル物理学賞の発表を控えるが、量子コンピューターのほかペロブスカイト太陽電池関連が注目分野に挙がっており、その関連株の一角としてにわかに脚光を浴びている格好だ。また、ペロブスカイト太陽電池は、自民党新総裁に選出された高市早苗氏が推奨している製品分野でもあり、高市トレードの対象テーマともなっているため、ノーベル物理学賞の結果にかかわらず、中期的なテーマ性を発揮するとの読みも投資家サイドに働いている。

 Link-Uグループ<4446.T>=ストップ高人気。自社設計のオリジナルサーバーを活用し、マンガを中心としたコンテンツ配信を主力に手掛けており、9月下旬に米アニメ配信大手のクランチロールとの提携を発表し3日連続ストップ高に買われるなど異彩人気を博した経緯がある。その後は目先筋の利益確定売りをこなしながら600~700円台を軸にもみ合っていたが、足もとで再び買い攻勢が顕著となった。上下にボラティリティが高いが、9月末から貸株規制の対象となるなど需給相場に向けた動きが醸成されている。突発的に人気化した経緯から信用買い残が積み上がっていないこともあって、機関投資家など空売り筋の思惑が逆方向に作用している面もあるようだ。

 レナサイエンス<4889.T>=物色の矛先向かいストップ高。6日の取引終了後、サウジアラビア政府の医療研究機関「キング・アブドラ国際医療研究センター」と同国における臨床や事業化などで連携を進める基本合意書を締結したと発表しており、中東マネーをもとに新薬の開発活動が加速するとの見方から、買いが集まっているようだ。基本合意書に基づき、レナが研究してきた「プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター(PAI)―1阻害薬RS5614」をがん治療薬及び抗老化・長寿治療薬としてサウジアラビアで臨床開発を行う。そのほか、レナが開発中のAIを用いた糖尿病及び血液透析を支援するプログラム医療機器の同国における開発などにも取り組む。

 太洋テクノレックス<6663.T>=商い増勢で大幅高。同社は6日、和歌山県が推進する宇宙をテーマとした新たな産業創出と地域活性化を目的とするプロジェクト「宇宙まちづくり推進事業」に参画すると発表。これが材料視されているようだ。これを機に同社は、宇宙分野への技術展開と事業強化を本格的に進めていく構え。今後は衛星搭載機器や通信モジュールへの技術提供をはじめとして、宇宙事業に携わる人材育成にも積極的に取り組み、民間宇宙企業との協業も視野に入れているという。

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出所:MINKABU PRESS


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