河西工は売買再開後カイ気配、有報提出で東証は監理銘柄(確認中)の指定解除へ


 河西工業<7256.T>は後場終盤にカイ気配を切り上げている。同社は8日、提出が遅れていた25年3月期の有価証券報告書を関東財務局に提出した。また、過年度の有価証券報告書の訂正も行った。上場廃止リスクが後退したと受け止めた投資家の買いが集まっている。

 同社は海外子会社で誤った決算処理が発生したことを受け、有報が期限までに提出できない状態となり、9月25日に延長承認後の期限である同月26日までに提出できない見込みとなったと公表。10月8日までに提出ができなかった場合は、整理銘柄に指定された後、上場廃止となる見通しとなっていた。

 河西工が発表した25年3月期の連結決算は、売上高が前の期比2.1%増の2188億100万円、営業損益が2億8900万円の赤字(前の期は16億5300万円の黒字)、最終損益が91億8200万円の赤字(同15億5900万円の赤字)。自己資本比率は8.6%だった。26年3月期の業績予想は、売上高を前期比8.6%減の2000億円、営業損益を35億円の黒字、最終損益を20億円の赤字とした。東証は「決算訂正に関する重要な情報が生じた」ことを理由に、8日午後1時36分から午後3時00分まで河西工の株式売買を停止した。あわせて、有報の提出を受けて東証は河西工の株式について9日付で監理銘柄(確認中)の指定を解除すると公表した。

出所:MINKABU PRESS


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