外為サマリー:一時152円40銭台に軟化したあと切り返す


 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円71銭前後と前日の午後5時時点に比べ15銭程度のドル高・円安となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円69銭前後と前日に比べ80銭程度のドル高・円安で取引を終えた。欧州市場で一時153円00銭まで上伸したあとは上値が重くなったものの、ニューヨーク市場では152円95銭をつける場面があった。

 この日の東京市場は、高市早苗氏が自民党総裁選で選出されたことをきっかけに急ピッチで円安が進んだことへの警戒感から利益確定やポジション調整の円買いが先行。また、このところの円安進行によって今後は輸入物価の上昇に拍車がかかり、日銀が利上げを進めやすくなるとの見方もあって、午前9時30分すぎには152円45銭まで軟化した。ただ、その後は日経平均株価の大幅高を支えに切り返す動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1637ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=177円71銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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