米外為市場サマリー:高市氏発言への反応限定的で一時153円20銭台に上伸


 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円07銭前後と前日と比べて40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=177円00銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高だった。

 自民党の新総裁に選出された高市早苗氏が積極財政や金融緩和を志向しているとの見方を背景に、拡張的な財政政策の思惑や日銀の追加利上げ観測の後退から円を売る動きが続いた。高市氏が9日夜のテレビ番組で「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」と述べたことをきっかけに円が買われる場面もあったが追随する動きは広がらず。この日に実施された米30年債入札の結果が市場の想定ほど堅調ではなかったとの見方から米長期金利が上昇したことがドルの支援材料となり、ドル円相場は一時153円23銭と2月中旬以来のドル高・円安水準をつけた。一方、フランス政局の先行きが不透明なことなどからユーロが売られた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1564ドル前後と前日に比べて0.0065ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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