明日の為替相場見通し=国内政局動向への関心続く


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、自民党と日本維新の会との協議の行方が影響を与えそうだ。予想レンジは1ドル=150円50銭~152円30銭。

 自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表が15日に会談し、吉村氏は会談後の記者会見で「政策協議がまとまれば、首相指名選挙で高市氏に投票することになる」と述べた。次期政権が財政拡張的な政策に傾くとの思惑が広がるなか、日米財務相の円安牽制発言などで一時150円50銭まで軟化したドル円相場は下げ渋る動きとなった。連立政権樹立を視野に入れた政策協議が進展し、高市氏が首相に選出される可能性が高まれば、高市トレード(株買い、円売り、債券売り)が活発化しそうだ。

 ただ、米中貿易摩擦への警戒感が根強いうえ、米連邦政府機関の閉鎖が経済に与える影響も懸念されることから積極的にはドルを買いにくい。日本時間今晩に発表される10月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が前回から鈍化するようだと、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測の強まりがドルの重荷となりそうだ。また、今晩はウォラーFRB理事、バーFRB理事、ボウマンFRB副議長、ミランFRB理事の講演があり、発言内容で相場が左右されることもあり得る。

出所:MINKABU PRESS


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