16日の株式相場見通し=上値指向継続、米ハイテク株高が追い風に


 16日の東京株式市場は売り買い交錯の中も頑強な値動きで日経平均株価は上値指向を継続しそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だった。ドイツの主要株価指数であるDAXはプラス圏とマイナス圏を往来する展開だったが大引けは安くなった。一方、仏CAC40は終始堅調な値動きで2%高となっている。米国株市場では朝方はリスクオンの地合いでNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく上昇したが、その後は一時下落に転じるなど不安定な値動きとなった。前日に発表されたオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング<ASML>の好決算を好感する形で半導体関連株などを中心に好調な値動きで、モルガン・スタンレー<MS>やバンカメ<BAC>など大手金融機関の好決算も投資家のセンチメントを強気に傾ける背景となった。その後は米中間の貿易摩擦の動きを懸念する流れとなり、ダウは結局小幅ながらマイナス圏で引けている。米政府機関の一部閉鎖も続いていることで、これが長期化することによる米経済への影響を警戒する動きも重荷となった。ただ、ハイテクセクターは強く、ナスダック指数は後半持ち直し再び上昇に転じて取引を終えた。東京市場では前日に日経平均が800円を超える上昇を示したことで、目先筋の利益確定売り圧力は拭えないものの、米ハイテク株高が追い風となり、きょうも上値追いが続きそうだ。来週に予定される首相指名選挙の行方が注目されるが、現状は高市自民党総裁が有力視されていることで株式市場も強気優勢となりやすい。政局絡みのニュースフローやそれに絡んだ外国為替市場の値動きなどにも左右されそうだ。

 15日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比17ドル15セント安の4万6253ドル31セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同148.37ポイント高の2万2670.07だった。

 日程面では、きょうは8月の機械受注、8月の第3次産業活動指数など。海外では8月のユーロ圏貿易収支、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、10月の全米建設業協会(NAHB)住宅市場指数など。

出所:MINKABU PRESS


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