東京株式(大引け)=130円高、5万円大台目前まで上昇もその後は値を消す


 21日の東京株式市場は主力株を中心に買い優勢で始まり、日経平均は一時700円以上の上昇を示し5万円大台乗せ目前まで水準を切り上げたが、その後は値を消す展開に。結局130円あまりの上昇で着地した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比130円56銭高の4万9316円06銭と続伸。プライム市場の売買高概算は22億4027万株、売買代金概算は6兆2013億円。値上がり銘柄数は751、対して値下がり銘柄数は799、変わらずは65銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方こそ前日の地合いを引き継ぐ格好で日経平均は大きく上値を指向したが、後場に入ると目先利益確定売り圧力が顕在化し、小幅マイナス圏に沈む場面があった。先物主導で一時4万9900円台まで買われたものの、ここがきょうの天井圏となった。前日の欧州株市場が全面高だったほか、米国株市場でも地銀業界の不良債権問題に対する警戒感が後退したことや、米中摩擦の緩和期待を背景に主要株価指数が堅調に推移した。東京市場でも自民党と日本維新の会の連立樹立に伴い、高市早苗自民党総裁の新首相選出が濃厚となったこともあって、財政拡張的政策への期待感が相場を押し上げた。しかし、後場に入ると5万円大台を目前にして急速に値を消した。高市氏の首相指名が明らかとなると、目先材料出尽くし感が意識された。終値は日経平均がプラス圏を維持して着地、連日最高値更新となった。

 個別では、JX金属<5016.T>が頑強な値動きを示し、ファーストリテイリング<9983.T>も終始買いが優勢だった。東洋エンジニアリング<6330.T>が値上がり率トップに買われる人気となり、アンビスホールディングス<7071.T>が急伸をみせ、ディー・エヌ・エー<2432.T>も活況高。ユニオンツール<6278.T>、大阪有機化学工業<4187.T>も値を飛ばした。アシックス<7936.T>が高く、デクセリアルズ<4980.T>、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>などの上げも目立った。

 半面、売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984.T>や、アドバンテスト<6857.T>、フジクラ<5803.T>などが後場に入り値を消しマイナス圏に。東京エレクトロン<8035.T>が冴えず、IHI<7013.T>も安い。日立製作所<6501.T>が売りに押され、サンリオ<8136.T>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>も見送られた。ブイキューブ<3681.T>が急落、古野電気<6814.T>、フィックスターズ<3687.T>、Link-Uグループ<4446.T>なども大きく下げた。

出所:MINKABU PRESS


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