米外為市場サマリー:米政府機関の閉鎖終了期待などから一時150円80銭台に上伸


 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円75銭前後と前週末と比べて15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=175円49銭前後と同2銭程度のユーロ高・円安だった。

 日銀の高田創審議委員が20日の講演で改めて利上げに前向きな姿勢を示したほか、一部で「日銀が29~30日の金融政策決定会合で議論する『経済・物価情勢の展望』(展望リポート)で、今年度の実質国内総生産(GDP)見通しを引き上げる可能性があることが分かった」と報じられたことが影響し、ドル円相場は日本時間夕方に150円20銭台まで軟化する場面があった。ただ、自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表が連立政権合意書に署名したことで政治情勢の不確実性が低下するなか、低リスク通貨とされる円には徐々に売りが流入。米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長がCNBCとのインタビューで「連邦政府機関の一部閉鎖が今週中に終了する公算が大きい」と述べたことや、トランプ米大統領が米中通商合意に楽観的な見方を示したことがドルの支えとなり、ニューヨーク市場では一時150円80銭台に上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1642ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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