東京株式(大引け)=8円安、3日ぶり小反落も個別株への物色意欲は旺盛


 22日の東京株式市場は目先高値警戒感から日経平均は不安定な値動きに終始し、結局わずかにマイナス圏で引けた。ただ、個別では上昇銘柄が目立った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比8円27銭安の4万9307円79銭と3日ぶり小反落。プライム市場の売買高概算は23億3733万株、売買代金概算は6兆1076億円。値上がり銘柄数は1267、対して値下がり銘柄数は303、変わらずは45銘柄だった。

 きょうの東京市場は日経平均が朝方は大きく下値を探る展開となり、4万8000円台半ばまで水準を切り下げる場面があったが、その後は下げ渋り、後場は上昇に転じるなど底堅さを発揮した。日経平均への影響度が大きいソフトバンクGが一時3000円近い急落をみせるなど、荒れた展開となり全体を押し下げたが、その他の個別株については値上がり銘柄数が前場段階から8割前後を占めるなど、実質的には日経平均の値動きとは遊離した地合いだったといえる。高市早苗内閣の発足で今後の政策への期待感は強い。これまで相場を牽引してきた銘柄には、いったん好材料出尽くしの売り圧力が観測されたが、投資家の物色意欲は旺盛だった。AI・半導体関連の主力どころに持ち高調整の動きが見られた一方、自動車などバリュー株に資金がシフトされる展開に。日経平均は小安く引けたが、TOPIXは3日続伸した。

 個別では、フジクラ<5803.T>が堅調、三菱重工業<7011.T>、IHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>など防衛関連が物色人気を集め、トヨタ自動車<7203.T>も買われた。キオクシアホールディングス<285A.T>も上昇した。ファーストリテイリング<9983.T>が頑強、イオン<8267.T>、良品計画<7453.T>なども値を上げた。東洋エンジニアリング<6330.T>、第一稀元素化学工業<4082.T>がストップ高を演じ、アステリア<3853.T>も大幅高。古野電気<6814.T>、日本CMK<6958.T>、大同メタル工業<7245.T>なども値を飛ばした。

 半面、記録的な売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984.T>が大きく値を下げたほか、アドバンテスト<6857.T>も下値を試す展開に。SCREENホールディングス<7735.T>の下げも目立つ。住友金属鉱山<5713.T>が値下がり率トップに売られ、芝浦メカトロニクス<6590.T>も大幅安、JX金属<5016.T>なども水準を切り下げた。ネクソン<3659.T>が下落、日東紡績<3110.T>なども軟調だった。

出所:MINKABU PRESS


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