キヤノンが大幅反落、米関税政策の影響などで25年12月期利益予想を下方修正


 キヤノン<7751.T>が大幅反落している。27日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を4600億円から4510億円(前期比61.2%増)へ、純利益を3300億円から3255億円(同2.0倍)へ下方修正したことが嫌気されている。

 売上高は4兆6000億円から4兆6160億円(同2.4%増)へ上方修正した。カメラやネットワークカメラは成長を継続するほか、生成AI向けを中心に半導体露光装置需要が堅調に推移していることなどが寄与する。ただ、先行きの不透明感から一部の地域で商談の後ろ倒しが見られることや、追加関税影響を織り込んだことで利益は下方修正した。なお、第4四半期の想定為替レートは1ドル=150円(従来予想比約4円の円安)、1ユーロ=175円(同約5円の円安)としている。

 同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高3兆3028億円(前年同期比2.1%増)、営業利益3023億5500万円(同1.9%増)、純利益2195億7100万円(同0.5%増)だった。カメラやネットワークカメラが伸長したほか、生成AI向け需要が高水準で継続したことを受けて後工程向け露光装置の販売が増加。FPD露光装置もスマホ向けパネルの高機能化に伴う追加投資の需要を捉え販売台数を大きく伸ばした。

出所:MINKABU PRESS


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