明日の為替相場見通し=円高への修正を試す展開か


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、足もとでのドル安・円高への修正が一段と進むかを確かめる展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=151円50~152円50銭。

 米財務省が28日、日米財務相会談の声明を公表した。ベッセント米財務長官と片山財務相による27日の会談では「健全な金融政策の策定」の重要な役割を強調し、アベノミクス導入から12年が経過し状況が変化していることも指摘したようだ。これを受け、市場では円安をけん制する狙いがあるとの見方が浮上し、午後2時過ぎには一時151円70銭台までドル安・円高が進行した。28日から29日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に関して、市場では0.25%の利下げが有力視されている。日米金利差縮小の観測も台頭するなか、一段の円高修正があるかが注目されそうだ。



出所:MINKABU PRESS


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