米外為市場サマリー:米中対立の緩和期待で一時153円20銭まで上伸


 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円88銭前後と前週末と比べて2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=178円03銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安だった。

 米中両政府は25~26日にマレーシアの首都クアラルンプールで開いた5度目の貿易協議を終え、ベッセント米財務長官は26日の米NBCテレビで中国がレアアース輸出規制の実施を延期するとの見方を示したうえ、米国が11月1日に始めるとしていた中国に対する100%の追加関税を見送る方針だと述べた。米中の対立が緩和するとの期待感を背景にリスク資産を選好する動きとなり、ドル円相場は一時153円20銭まで上伸した。ただ、28日に予定される日米首脳会談、28~29日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29~30日に開かれる日銀金融政策決定会合など重要イベントが相次ぐことから積極的には動きにくく、この日の東京市場でつけた153円26銭を上抜くことはできなかった。一方、ドイツのIfo経済研究所が発表した10月の独企業景況感指数が9月の改定値から上昇したことなどを手掛かりにユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1645ドル前後と前週末に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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