テセックが4日続伸し年初来高値更新、部材高騰の影響解消し今期経常利益予想引き上げ


 テセック<6337.T>が大幅に4日続伸し、年初来高値を更新した。同社は28日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計の連結決算を発表。経常利益は前年同期比79.3%増の3億400万円と大幅増益となり、修正後の通期計画に迫る水準となっている。利益予想の更なる上振れへの期待が高まる形となったほか、自社株消却も公表しており、これらを手掛かりに買いが優勢となったようだ。

 9月中間期の売上高は前年同期比0.9%増の26億3200万円。受注高は同15.1%増の22億3500万円だった。半導体用のテスターで部材高騰の影響が解消し、研究開発費が想定を下回った。円安効果も利益を押し上げる要因となった。今期の売上高予想については、従来の見通しから4億円減額して51億円(前期比13.4%減)、経常利益予想は1億7000万円増額して3億1000万円(同54.1%減)に見直した。テスター分野の軟調な受注状況を踏まえた半面、部材高騰の影響が解消した影響などを織り込んだ。また同社は発行済み株式総数の3.46%に相当する20万株を11月13日に消却すると開示した。

出所:MINKABU PRESS


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