外為サマリー:一時151円50銭台に軟化、米財務長官の投稿が影響


 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円63銭前後と前日の午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高となっている。

 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円11銭前後と前日に比べ80銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米政府が円安を牽制しているとの思惑から東京市場でつけた151円76銭からは持ち直したものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表などを控えて戻りは鈍かった。

 この日の東京市場のドル円相場は、午前9時00分すぎに151円54銭まで軟化する場面があった。ベッセント米財務長官がSNSに「日銀に政策余地を認めようとする日本政府の姿勢はインフレ期待を安定させ、為替レートの過度な変動を避ける鍵になる」と投稿したことが影響したようだ。また、前日に米長期金利が小幅ながら低下したこともドルの重荷となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1654ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0001ドル程度のユーロ高・ドル安とほぼ横ばい。対円では1ユーロ=176円73銭前後と同60銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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