東京株式(前引け)=急反発、1000円超高で5万1000円台突入も値下がり銘柄数が8割占める


 29日前引けの日経平均株価は前営業日比1030円64銭高の5万1249円82銭と急反騰。前場のプライム市場の売買高概算は11億9102万株、売買代金概算は3兆7743億円。値上がり銘柄数は296、対して値下がり銘柄数は1279、変わらずは40銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスクを取る動きが強まり、日経平均は1000円を超える上昇で5万1000円台に乗せた。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数がいずれも最高値更新を続けており、東京市場でもこれを受けて投資家のセンチメントが再び強気に傾いた。米株市場ではAI・半導体セクターへの買いが目立ったことで、東京市場も同関連株への物色の矛先が向いている。ただ物色対象は大型株偏重で、中小型株は下げている銘柄が圧倒的に多い。プライム市場全体ではほぼ8割の銘柄が下落した。

 個別では断トツの売買代金をこなしたアドバンテスト<6857.T>が急騰。売買代金2位のソフトバンクグループ<9984.T>も高い。レーザーテック<6920.T>が値を飛ばし、フジクラ<5803.T>が物色人気。キオクシアホールディングス<285A.T>も上値を追った。トーエネック<1946.T>、きんでん<1944.T>など電気工事会社が大きく水準を切り上げ、日本車輌製造<7102.T>も大幅高となった。半面、ニデック<6594.T>が下値を探り、ファーストリテイリング<9983.T>も下落。東京海上ホールディングス<8766.T>、リクルートホールディングス<6098.T>も軟調。デジタルホールディングス<2389.T>、北越コーポレーション<3865.T>、アステリア<3853.T>が急落した。

出所:MINKABU PRESS


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