AREHDは続騰し上場来高値を更新、26年3月期業績予想を上方修正し配当も増配


 AREホールディングス<5857.T>は続騰し上場来高値を更新している。29日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を従来予想の4481億9900万円から5170億円(前期比2.1%増)、営業利益を220億円から300億円(同50.1%増)、最終利益を161億7900万円から216億円(同50.8%増)に引き上げた。同時に年間配当予想は中間・期末各40円の年80円から同各60円の年120円(前期は80円)に40円増額した。業績の好調な推移と株主還元姿勢を評価する買いが流入している。

 第2四半期累計(4~9月)は、売上高が2382億3900万円(前年同期比0.9%減)、営業利益が153億3200万円(同84.3%増)、最終利益が108億4900万円(同64.3%増)になった。貴金属リサイクル事業で金価格の上昇により金の販売額が想定以上に伸びたことで売上高が計画を超えた。加えて、米欧の金銀市場の需給変動を背景に裁定取引の成果が過去最大になったうえ、米国への金銀流入量の増加に伴い倉庫分野における保管量が増えたことなどが利益を押し上げた。中間期の業績と足もとの事業環境を踏まえ、通期の業績予想を上方修正した。

出所:MINKABU PRESS


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