東京株式(寄り付き)=日経平均は反落、前日大幅高の反動も円安は下支え要因に


 30日の東京株式市場は日経平均株価が前日比161円安の5万1146円と反落して始まった。TOPIXは小幅に上昇している。

 29日の米株式市場では、NYダウは5日ぶりに反落した一方、ナスダック総合株価指数は5日続伸し最高値を連日で更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では2会合連続で政策金利を0.25%引き下げることが決まり、12月1日のQT(量的引き締め)終了も公表された。パウエル議長は記者会見で、12月のFOMCでの利下げに関しては規定路線ではないと表明。これを受けて米金利が上昇し、主力株の重荷となった。半面、エヌビディア<NVDA>が買われ時価総額が史上初の5兆ドル台に達したほか、半導体関連株は総じて堅調だった。東京市場では前日にアドバンテスト<6857.T>がストップ高を演じ日経平均を押し上げたが、その反動があって下落スタートとなった。もっとも、ドル円相場は1ドル=152円台後半と前日の夕方に比べてドル高・円安方向に振れており、日本株の下値を支える要因となっている。

出所:MINKABU PRESS


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