明日の為替相場見通し=円安の流れ止まるか


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米の中銀会合を通過したことで円安の流れがいったん止まるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=153円00銭~153円90銭。

 米連邦準備理事会(FRB)は29日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、大方の予想通り0.25%の利下げを決めた。ただ、パウエル議長は記者会見で「12月会合での利下げ決定は既定路線ではない」などと発言した。

 一方、日銀は30日まで開いた金融政策決定会合で利上げ見送りを決め、植田和男総裁は夕方の記者会見で「金融政策運営で利上げが後手に回る懸念は高まっていない」との認識を示した。

 FRBの利下げに慎重な姿勢と日銀の緩和継続から日米金利差の拡大が意識されやすいが、日米の中銀会合という重要イベントを通過したことで目先の材料出尽くし感からドル買い・円売りの圧力が弱まる可能性も。日本時間今晩に行われる欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利の据え置きが決まれば、ユーロ買い・ドル売りが流入し、つれて対円でドルが売られることも考えられる。

出所:MINKABU PRESS


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