午前:債券サマリー 先物は反落、10月都区部CPIが重荷に


 31日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。前日の米債券相場の下落(金利は上昇)が重荷となったほか、総務省が発表した10月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)を受けて日銀の利上げ観測が強まり、円債売りを促した。

 30日のニューヨーク市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ観測の後退を受けた債券売りが続き、米長期金利は4.10%に上昇した。10月の都区部CPIは、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比2.8%上昇となり、市場予想を上回った。前日の日銀金融政策決定会合の結果発表と、その後の植田和男総裁による記者会見後にドル高・円安が進み、インフレ抑制に向けて日銀は12月会合で利上げに迫られるとの見方もあって、円債に売り圧力が掛かった。財務省は31日午前に2年債入札を通知した。市場では無難に通過するとの見方が優勢となっているもようだ。

 先物12月限は前営業日比6銭安の136円15銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの1.645%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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