<注目銘柄>=野村マイクロ、超純水装置の需要旺盛で来期業績回復を先取り


 野村マイクロ・サイエンス<6254.T>の上昇トレンドが鮮明で、この動きに素直についてみたい。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI向けを中心とした最先端半導体の需要拡大を背景に収益環境の追い風が意識されている。前期まで目を見張る大幅増収増益を続けていたが、26年3月期は業績の端境期にあたりトップライン、利益ともに大きく減少する見通しだ。しかし、受注残高は高水準で現在もなお増勢にあり、来期は再び高成長路線に復帰する公算が大きい。また、今期営業利益について62億円(前期比60%減)を会社側は見込むが、これも上振れする可能性が高い。

 株価は最近の半導体株高の流れに乗って年初来高値圏を走る展開だが、昨年4月には6370円の上場来高値を形成しており、長期波動では依然として戻り相場の5合目に位置している。ここからの上値余地は十分といってよく、当面は5000円に向けて下値切り上げ波動が継続しそうだ。(桂)

出所:MINKABU PRESS


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